
福岡に高層階マンションが少ない理由とは?航空法・空港・都市構造から徹底解説

福岡に高層階マンションが少ない理由とは?航空法・空港・都市構造から徹底解説
福岡市でお部屋探しをしていると、
「東京や大阪に比べて超高層マンションが少ない」
「タワーマンションはあるけれど40階・50階クラスが少ない」
「なぜ福岡には100mを超えるマンションがあまりないの?」
と感じたことがある方も多いのではないでしょうか。
実際、福岡市は人口増加が続く大都市でありながら、東京や大阪のような超高層マンションが林立する街ではありません。
その理由は単純に「需要がないから」ではなく、福岡特有の都市構造や空港との位置関係、そして航空法による高さ制限が大きく関係しています。
今回は、福岡に高層階マンションが少ない理由について、航空法の仕組みも交えながらわかりやすく解説します。
- ・福岡に高層階マンションが少ない理由とは?航空法・空港・都市構造から徹底解説
- ・
- ・福岡は全国でも珍しい「空港が近い大都市」
- ・福岡空港は博多駅から約5分
- ・航空法による高さ制限とは?
- ・建物の高さに上限がある
- ・博多駅周辺も高さ制限の影響を受けている
- ・天神ビッグバンが始まるまで超高層化できなかった理由
- ・なぜ最近になって高いビルが増えたのか
- ・福岡は都市がコンパクトにまとまっている
- ・東京ほど縦に伸びる必要がない
- ・福岡市は平地が多い
- ・高層マンションは建築コストが高い
- ・家賃や販売価格も高くなる
- ・福岡でもタワーマンションは増えている
- ・福岡の高層階は価値が高い
- ・人気の理由
- ・今後は高層マンションが増えるのか?
- ・東京のような超高層都市になる可能性は低い
- ・まとめ
- ・福岡の高級賃貸はクチコミNo.1の栄信不動産へ
福岡は全国でも珍しい「空港が近い大都市」
まず理解しておきたいのが、福岡市は全国でも非常に珍しい都市であるということです。
多くの大都市では空港が市街地から離れています。
例えば、
- 東京 → 羽田空港
- 大阪 → 関西国際空港
- 名古屋 → 中部国際空港
などは市街地から一定の距離があります。
しかし福岡市の場合は違います。
福岡空港は博多駅から約5分
福岡空港は博多駅から地下鉄で約5分という全国でも珍しい立地です。
アクセス面では大きなメリットですが、その一方で市街地の真上を航空機が飛行することになります。
つまり、
「建物を高く建てすぎると航空機の安全運航に影響する」
という問題が発生するのです。
航空法による高さ制限とは?
福岡に高層マンションが少ない最大の理由が、この高さ制限です。
航空機が安全に離着陸できるようにするため、空港周辺には見えない空間ルールが設定されています。
建物の高さに上限がある
空港周辺では、
- 進入表面
- 転移表面
- 水平表面
- 円錐表面
などと呼ばれる制限区域が設定されています。
簡単に言えば、
「この高さを超える建物は建てられません」
というルールです。
福岡市の中心部は福岡空港に近いため、多くのエリアがこの制限の対象になっています。
博多駅周辺も高さ制限の影響を受けている
福岡の玄関口である博多駅周辺も例外ではありません。
駅周辺は再開発が進み、
- オフィスビル
- 商業施設
- ホテル
などが次々に建設されています。
しかし東京駅周辺のような200m級超高層ビルはほとんど存在しません。
なぜなら、
博多駅周辺も航空法による高さ制限の対象だからです。
建物を高くしたくても、法律上建設できないケースが多くあります。
天神ビッグバンが始まるまで超高層化できなかった理由
福岡市では近年、
「天神ビッグバン」
という再開発プロジェクトが進められています。
これは天神地区の老朽化したビルを建て替え、都市機能を向上させる大規模事業です。
なぜ最近になって高いビルが増えたのか
実は国と福岡市、空港関係機関との協議によって、一部地域では高さ制限が緩和されました。
これによって以前より高い建物が建設できるようになったのです。
ただし、
完全に自由になったわけではありません。
東京や大阪ほどの超高層化が可能になったわけではなく、依然として一定の制限が残っています。
福岡は都市がコンパクトにまとまっている
もう一つの理由は都市構造です。
東京ほど縦に伸びる必要がない
東京では土地価格が極めて高いため、
限られた土地に多くの人を住まわせる必要があります。
その結果、
- 40階
- 50階
- 60階
といった超高層マンションが増えました。
一方の福岡市は、
東京ほど土地不足が深刻ではありません。
郊外へのアクセスも良く、比較的広い土地を確保しやすい環境です。
そのため、
「上へ上へ伸ばす」
必要性が相対的に低いのです。
福岡市は平地が多い
福岡市は比較的平坦な地形をしています。
そのため市街地を広く形成しやすい特徴があります。
山間部が多い都市の場合は住宅地が限られますが、福岡市は比較的開発可能なエリアが広く存在しています。
これも超高層住宅が少ない理由の一つです。
高層マンションは建築コストが高い
高層化には莫大な費用がかかります。
例えば、
- 強固な基礎工事
- 制震構造
- 免震構造
- 高速エレベーター
- 防災設備
などが必要になります。
建物が高くなればなるほど工事費は急激に増加します。
家賃や販売価格も高くなる
建築費が上昇すれば、
- 分譲価格
- 家賃
も高くなります。
福岡は東京ほど高額な住宅需要が集中していないため、
採算面から見ても超高層マンションが成立しにくい部分があります。
福岡でもタワーマンションは増えている
高層マンションが少ないとはいえ、福岡にもタワーマンションは存在します。
代表的なエリアとしては、
- 天神周辺
- 百道浜エリア
- 大濠公園周辺
- 香椎エリア
- アイランドシティ
などがあります。
これらのエリアでは比較的高層のマンションが供給されています。
特にアイランドシティでは福岡市内でも屈指の高層住宅群を見ることができます。
福岡の高層階は価値が高い
福岡では超高層マンションが少ないため、高層階住戸の希少価値が高い傾向があります。
人気の理由
高層階には、
- 眺望が良い
- 日当たりが良い
- 開放感がある
- 騒音が少ない
- 資産価値が維持されやすい
といったメリットがあります。
特に福岡では、
- 博多湾
- 能古島
- 大濠公園
- 福岡市街地
を一望できる住戸が人気です。
夜景を楽しめる高層階は賃貸市場でも高い需要があります。
今後は高層マンションが増えるのか?
今後も福岡市の人口は一定の需要が見込まれています。
再開発も継続して進められているため、高層マンションの供給は今後も増加すると考えられます。
しかし、
東京のような超高層都市になる可能性は低い
福岡空港が現在の場所に存在する限り、航空法による高さ制限は避けられません。
そのため、
- 50階
- 60階
- 70階
といった超高層マンションが大量に建設される可能性は高くないでしょう。
むしろ福岡は、
「コンパクトで暮らしやすい都市」
という魅力を維持しながら発展していくと考えられます。
まとめ
福岡に高層階マンションが少ない最大の理由は、福岡空港が市街地の近くにあり、航空法による高さ制限を受けているためです。
さらに、
- 空港周辺の建築規制
- コンパクトな都市構造
- 平坦な地形
- 建築コスト
- 土地供給のバランス
など複数の要因が重なっています。
その一方で、福岡市内の高層マンションは希少性が高く、眺望や資産価値の面で人気を集めています。
今後も再開発によって魅力的な高層住宅は増えていくと考えられますが、航空法との共存は福岡ならではの特徴と言えるでしょう。
福岡の高級賃貸はクチコミNo.1の栄信不動産へ
福岡市・博多エリアの高級賃貸物件をお探しの際は、栄信不動産にお任せください。
完全予約制でお客様満足度の高いベテランスタッフのみが対応いたします。
法人様契約・社宅代行・初期費用分割・クレジットカード対応などあらゆるサービスに対応しております。
また、公式LINEからスーモやホームズよりも新しい最新情報をもとに、来店不要でスムーズにお部屋探しが可能です。
博多区・東区・南区など、博多区に隣接する人気エリアの物件情報も多数ご紹介中。
福岡で理想の住まいを見つけるなら、ぜひ栄信不動産へご相談ください。